主権者・国民として投票権を行使し、
労働者・国民本位に国政の流れをかえよう!



第20回参議院選挙にあたり、
すべての組合員のみなさんに訴えます。


2004.7.1 全国検数労働組合連合 中央執行委員会




6月24日、第20回参議院選挙が公示されました。この参院選は、21世紀今後の日本にとって、とりわけ労働者・国民が人間らしく生き働く社会をつくりあげるうえでも、きわめて重大な国政選挙です。
いまこそ、すべての組合員のみなさんが、主権者・国民の一人として選挙権を行使し、国民犠牲の自公政治、財界・大企業主導の自民・民主党による「二大政党」制に厳しい審判を下し、労働者・国民本位に国政の流れをかえましょう。

2. ことに年金改悪法と消費税増税問題、自衛隊の多国籍軍参加と憲法改悪問題は、参院選の重大な争点になっています。ウソとゴマカシの年金大改悪は、7〜8割の国民が「納得できない」としています。自衛隊のイラク多国籍軍の参加も憲法違反の重大問題です。さらに自民・公明両党とともに民主党もさきの国会で、有事関連法を「修正合意」で成立させたことをはじめ、憲法9条を標的に改憲へむけ競いあいを演じています。

3. 小泉自公政権による悪政の数かずは、いま国民の怒りと政治不信を頂点にまで高めています。財界・大企業がねらう「二大政党対決」論のマヤカシも、もはや見透かされつつあります。
それだけに今後の日本の進路を決する重大なこの参院選に、すべての組合員、ご家族のみなさんがもれなく選挙権を行使され、日本の平和、くらしを守るため、国政の民主的転換めざし、決起されることをこころから訴えます。