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3・20集会に6000人参加 |
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世界中の世論の反対を押しきって米英軍がイラク侵攻を開始してから2年になります。イラクでは泥沼の戦闘が続き、10万人を超える罪のない人びとの命が失われています。武力では何も解決せず、戦争が人びとの命と人権、尊厳を奪い尽くすことがますます明らかになっています。 今日、私たちは世界中の人々と連帯し、国際共同行動の一環として、米英軍の不当なイラク戦争を終結させるため集りました。イラクに派遣された自衛隊は、米英軍の物資や武装兵も輸送するなど、不法な占領に深く協力しています。このため自衛隊も攻撃の対象にされ、いつ自衛隊員が殺し殺されるか分かりません。スペインを始め、すでに多くの派兵国が撤退に向かう中、小泉内閣は今なお米英軍の不当な占領に加担することにしがみついています。 そして、公然と平和憲法の改悪を主張し、日本が米国とともに世界中で戦争できるような国を作ろうとしています。昨年12月に発表された新防衛大綱でも、日本を攻撃する国は見当たらないとしています。それにも拘わらず憲法9条を改悪し有事体制を作ることは、日本はいつでも戦争できるという構えを示すものです。有事法制は、米国の先制攻撃に自衛隊が米軍と一緒にたたかうための準備にほかなりません。有事法制が完成すれば、住民も労働者も平時から戦争態勢に組み込まれ、戦争協力を強制されます。私たちは、このような有事法制の完成と発動、さらには憲法の改悪に断固として反対します。 平和こそ、すべての生命と安全と人権の土台です。日本と世界の平和な21世紀のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」の企てを阻むため、あらゆる努力を今すぐ始めることを訴えます。 アメリカのイラク占領に反対し、自衛隊の即時撤退を求めましょう。有事法制の発動を許さず、引き続き廃止に向け奮闘しましょう。日本が戦争への道を歩むことになる、憲法の改悪に反対し、9条を守りましょう。 2005年3月20日 今こそ平和を守るとき 国際共同行動3.20集会参加者一同 よびかけ 3・20集会実行委員会 |
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