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賃上げでくらしと命を守ろう
日本の平和は憲法9条が守る







3・10東京港総行動で海上デモ
 
 3月とは言えあいにくのくもり空の下、恒例の「05春闘勝利、3・10東京港総行動」が開催され早朝の港地域でのビラまき、集会の後、集まった150人が8隻のボートに乗り込み、冷たい風をきって力強く東京港海上デモを行いました。

 「大巾賃上げで消費不況打開、大企業はぼろ儲けを吐きだせ」「港運料金の完全収受、ダンピング強要を許すな」「リストラ『合理化』反対、働くルールの確立を」「憲法改悪反対、憲法9条と教育基本法を守れ」「東京の福祉・医療を守れ。都議選勝利」などの要求を高く掲げ、色とりどりののぼり旗や組合旗がボートの両舷でちぎれるようにはためきました。




 船上からハンドマイクで「05春闘勝利へ、ともにたたかおう」と訴えると岸壁や橋の上から大きく手を振ったり、組合旗をかざして応える港湾労働者もあちらこちらで見られました。

 海上デモに先だって開かれた集会では、各労組代表が次々に決意表明を行い、検数労連中央からは川尻副委員長が「港湾の規制緩和から4年が経過、この間に港湾労働者の労働時間は長くなり、逆に賃金は下がっている。船社や多くの荷主メーカーなど、港湾のユーザー企業は空前のぼろ儲けを上げている。今年はストライキを含む『行動する05港湾春闘』にしよう」と決意を表明しました。

 この日早朝からのビラまき、集会と海上デモ、東京税関との交渉など東京港湾関係労組協議会(東京港湾労協)の多彩な行動に、東京検数労連から多数の組合員が参加、中央からは中執3名が参加しました。

 集会と海上デモは、東京港湾労協が主催し、東京春闘共闘、東京地評、交運共闘が共催しました。