- 06全国青年学習交流会in広島 -

見て・聞いて知った原爆の恐ろしさ、平和の尊さ




 8月4日から6日まで「06青年学習交流会in広島」を開催しました。これには地元中国支部の青年たちをはじめ全国から31名が参加しました。

 初日は広島駅に集合し、市電に乗って原水爆禁止世界大会が開かれる広島アリーナにむかい開会式に参加しました。
 小一時間の夕食をとった後、夜は全員で「青年のつどい」に参加し、海外から参加した青年の報告や全国各地で平和運動を行っている青年の取り組みが報告され、ほぼ満員の会場は熱い熱気に包まれていました。






 2日目の午前中は宿泊したホテル内で、当時19才で被爆された新見愛枝さんをお迎えして、原爆が落とされた当時の体験談を聞きましたが、初めて聞く被爆の実態や被爆当時のパネル写真などを見て胸が熱くなり、涙する場面もありました。
 午後からは、たくさんの見学者で溢れかえる原爆ドーム附近や原爆資料館を見学し、原爆で焼けこげた衣服や遺品などを見る中で、あらためて戦争の惨たらしさや平和の尊さを知る機会となりました。
 最終日、8月6日には被爆から61年目を迎えた平和公園での被爆者追悼式典(45,000人参加)に参加し、快晴の炎天下、黙祷を捧げ冥福を祈りました。
 式典終了後は、3日間のまとめとして感想文を書いてもらい06年学習交流会を締めくくりました。次回は08年の開催となります。参加者みなさんごくろうさまでした。また、この交流会の運営を支えてくれた地元中国支部の青年部、執行委員のみなさん、お世話になりました。





参加者の感想文から
戦争で亡くなった人たち一人ひとりの命を無駄にしてはいけない、結婚して子供ができたら連れてこようと思った。

戦争をなくすためにたたかっている人たちに手助けできるようなことがあれば率先して協力したい。

新見さんの話や被爆写真を見て見てあらためて原爆の恐ろしさを教えられた。

祈念式典で、平和の鐘を合図に全員が黙祷を捧げた時の静けさは一番心に残った。

被爆体験者が高齢化なので、いなくなったときに今の若者が声をあげて平和を全世界に呼びかけていかないといけないと思った。

戦争反対の意思と意欲をしっかり持ち、自分にできる事からしていきたい。

まだ来たことがない人に広島へ来て色々学んで原爆の恐ろしさを知ってもらいたい。

被爆者の生の声を聞けたのがより印象に残った。

原爆資料館で色々な事を知り、とても悲しく思った。61年前の悲劇をもう繰り返してほしくない。

人生最後まで「戦争反対」 と言い続けたい。

先輩や後輩へ今回得たもの感じたものを伝え、「平和」について考えてみようと想う。

被爆者の方が61年もの間差別と病に耐えて一所懸命に語り伝えていこうとする姿勢に感動した。

今の組合を盛りたて、自分らの生活を守り活動に参加していきたい。

戦争反対にはどんな形でも協力して真に平和な世界になればいいと思う。

自分自身、日本国民として「断固戦争反対」と訴えて生きていこうと思う。本当に良い経験ができた。