10秋年末中央決起集会

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 1日目は生憎の空模様のなか、全国からたくさんの仲間が国交省前に結集し、
国土交通省交渉と厚生労働省交渉、座り込み行動を行いました。
 国土交通省交渉では、港湾労働法の全港・全職種適用や認可料金体制への移行などの申し入れをおこないましたが、国土交通省からの満足のいく回答が得られず、糸谷委員長からは「我々は我慢がならない時は全国でストライキを構えるつもりでいる。国交省はストライキをやらせる前に知恵を絞っていく必要があるのではないか。もう少し進んだ回答をしてほしかった」等と抗議をして交渉を終了しました。
 
  

 
 国土交通省交渉終了後、引き続き厚生労働省前まで移動し、厚生労働省交渉を行いました。厚生労働省交渉でも国土交通省交渉と同じく申し入れ書を提出し、石綿被災対策や港湾作業の安全性の確立、港湾労働者の雇用維持について交渉を行いました。特に石綿被災対策では現在、リーフレットの作成や健康管理手帳の配布を行っているが、石綿被災者では高齢者が多く、申請書類の難しさや、通院も困難な状況になっているため組合は申請書類の簡素化と石綿医療機関の増設を求めました。
 また、今年6月に「事業仕分け」によって廃止となった労働安全指導員については労災防止委員会復活に向けての対策を厚労省に求めて交渉を終了しています。
  
 
 
 2日目には、社会文化会館で中央決起集会を行いました。集会には民主党:藤本参議院議員、公明党:佐藤衆議院議員、共産党:穀田衆議院議員:社民党:福島参議院議員の激励のあいさつを受けました。その後、衆参両議員の議員140名へ「持続可能な港湾運送事業と安定的な港湾労働を再構築する要請書」を49のグループに分け、各担当の議員あての要請行動を行いました。
 議員要請行動終了後、ふたたび社会文化会館に戻り、二日間の行動の総括を行い、最後は全国港湾糸谷委員長の「団結ガンバロー三唱」で行動を終了しました。