コンテナ安全輸送法制定を目指す院内集会

* * * * *


 海上コンテナは積地でドアにシールで封印され、着地で海上コンテナから取り出されるまで、貨物の中身や形状が確認できないのが特徴です。また、海上コンテナの積荷情報は、現行の国内法では、国内を陸上輸送する海上コンテナ運送業者とドライバーに伝達される仕組みにはなっていないのが現状です。
  

 
  国際海上コンテナが横転する事故が後を絶たない事故の原因の1つとして、コンテナの片荷や過積載があげられています。また、現行法では片荷や過積載が原因で事故を起こした場合、海上コンテナ運送業者とドライバーが責任を負わされています。

  「国際海陸一貫輸送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律」の基本的な考え方として@中身の分からない、運ぶことが不安、法令違反のコンテナを公道に出さないAコンテナの中身について知る権利と伝える義務を明確化にするB安全に運ぶ義務、責任、負担を関係当事者で共有するC荷主責任の明確化を図るの4点です。一刻も早い法律の制定が求められます。