3.3中央行動&JAL不当解雇撤回支援集会

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 正午から行われた3.3中央行動では、全国から1,800人の仲間が厚生労働省・人事院前に結集しました。
 全労連大黒議長のあいさつでは大企業が244兆円もの内部留保をためこんでも、国民生活はよくならない、賃上げをかちとり、内需主導で景気を回復させようと訴えました。
 全労連小田川事務局長の情勢報告では、国際競争力などを理由に大企業が賃下げとリストラを繰り返していることが、失業を増大させ、デフレの悪循環をまねいて貧困と格差を広げていることを厳しく批判し、「春闘スローガンにあるとおり、すべての労働者の賃上げと雇用確保をかちとるため、力を集中してたたかおう」と呼びかけました。
 
  同日、日航パイロットの第1回の裁判期日を迎えたことから、国土交通省前での抗議集会をおこないました。
 国土交通省前の抗議集会では50歳代後半のベテランパイロットと乗務員の的確な判断で多くのいのちを救ったハドソン川の奇跡≠フ教訓を引きながら、「日航にはもはや、こうした経験と熟練を積んだ労働者はいません」「私は必ず現場に復帰し、みなさんに安全・安心な空の旅をお届けしたい」とのべ、大きな激励の拍手に包まれました。
 
 集会後、虎ノ門の会議室で行われたJAL不当解雇撤回裁判報告集会では、JALのOBの方や支援組合、原告団など219名が参加しました。第一回目の裁判の報告では、第一回の口頭弁論で原告の意見陳述、原告側弁護士の意見陳述を行い閉廷したとの報告を受け、次回、口頭弁論はパイロットが4月18日(第二回)、客室乗務員が4月11日(第一回)を行う予定でいます。