交運共闘第23回総会

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 官民の交通運輸産業労働組合で構成されている交通運輸労働組合共闘会議
(交運共闘)の第23回総会が上野のホテル鴎外荘で開催されました。
 総会では昨年の主なたたかいの経過報告、11春闘での3.3中央行動の取り組
みやその後に起こった3.11の東日本大震災での各地での取り組み、震災以降、
首相宛に緊急要請書を提出したことなどの報告がされました。
 
 質疑・討論ではそれぞれの産別の春闘の取り組み報告や、抱えている問題点など
を話し合い、各産別の状況に一致を図りました。
 港湾関係では、海貨の小野さんがAEO制度が港に及ぼす影響や問題点、検数労
連からは、石渡書記次長が港湾で行われている放射線検査の状況報告と安全対策
、今後の課題を発言しています。
 
 2012年の運動方針(案)では、究極の規制緩和であるTPP参加について、単なる
関税撤廃ではなく、国内産業をはじめ農業・医療・環境の犠牲を強いることが予想さ
れることから、強く反対の意思表示の運動を取り組まなければならないこと。
交運共闘のこれまでの公務・民間の運動の成果に確信を持ち、国民本位の交通運輸
政策の前進に向け、力を合わせ奮闘していくことが確認されました。