全国港湾(全国港湾労働組合協議会)検数・検定部会は5月8日に東京・大田区産業プラザで「これでいいのか水際のチェック」と題してシンポジウムを開催、関係組合員等約80人が参加しました。
すでに日本の食糧自給率が40パーセントまで低下し消費者、市民団体などから輸入食品の安全性が厳しく問われていること、テロ対策や有害危険物への安全対策など、水際でのチェック機能の充実がきわめて重要になっているとして、同部会では問題提起と国民的な世論づくりの礎としたいとしています。
シンポジウムでは、パネラーとして国土交通省の泉田裕彦・貨物流通システム高度化推進調整官が「情報革命下の運輸セキュリティと物流効率化の統合」と題して、厚生労働省の磯貝達裕・輸入食品安全対策室担当官は「輸入食品検査の現状と取り組み」について講演を行いました。 |
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