官民の労働組合で構成される東京港湾労協の１０春闘要求では、基本賃金の引き上げについて、自治体及び自治体関連職場で働く常用労働者の基本賃金を月額２万５，０００円以上引き上げること。港湾産別における検数・検定の賃金制度「標準者賃金」の達成と「基準賃金」の４０歳を３５万５，４００円に引き上げることなどが要求されています。

また、２０１０年４月１日施行の改正労働基準法の主旨を踏まえ、４５時間以上の超過勤務手当割増率の増を含めた改善と不払い残業の根絶を図ることや、憲法とＩＬＯの勧告に基づく民主的な公務員制度の確立を基本とするとともに、労働基本権の全面回復、政治的・市民的自由の完全保障を行うことなども要求掲げ、芝浦はしけ溜りをスタートし、晴海ふ頭〜お台場埠頭〜大井埠頭〜品川埠頭〜芝浦はしけ溜りのコースを回りました。

デモ中に船内や沿岸で作業をしている仲間から声援をいただいて１０春闘勝利に向け大きな励みになりました。